2016/04/10 16:56
今年の母の日ギフトでは咲き姿の異なる2種類のバラを使っています。
バラと言えば、こんな感じの花を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
花の中心が高く、花びらが反るように開いていく優雅な姿。
商品パッケージなどでもよく見かけます。
花びらの縁が外側に反り返るのを剣弁咲き、半剣弁咲きと言います。
母の日ギフト<メヌエット>で使っているバラがそうですね。
端正な咲き姿に気品を感じます。
実はバラって他にも色々な咲き方があるんですよ。
母の日ギフト<ワルツ>では、幾重にも重なる花びらが見事な「ロゼット咲き」のバラを取り入れたアレンジメントをお作りしています。
「なんだかバラらしくないなぁ」と思われる方もいるかもしれませんが、ロゼット=バラ飾り。
「バラらしいなぁ」と思ってつけられた咲き方なのです。
花びらの数が多く、大きく開くように咲くので、とても優美で豪華。
オールド・ガーデン・ローズと呼ばれる1867年以前のバラに多いためでしょうか、どこかクラシックな印象を受けます。
ローズガーデナーにはたいへん人気の種類で、わたしにとってもいつか育ててみたい憧れのバラ。
そんなロゼット咲きのバラが、プリザーブドフラワーとして販売されているのを見かけたときはびっくり。
切り花でも見かける機会はまだまだ少ないのです。
それに、少しばかり花開くのが早いので、生花アレンジメントでお届けするのは難しい。
バラ咲き乱れる5月の庭で摘んだ花を部屋にバサッと無造作に活けたようなアレンジメントを長く楽しんでいただけるのはプリザーブドフラワーならでは。
花びらいっぱいのあたまが重くて花器から溢れてしまいそう、そんなイメージで仕上げています。
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【母の日ギフト2016】
Flower x Design NaNaiRoToiRo(なないろといろ)では、白~ピンクの優しいグラデーションのバラにグリーンや実ものを合わせた
ナチュラルシックなアレンジメントを3種類、ご用意しております。
お母さまのお好みに合わせてお選びくださいませ。
<メヌエット>
定番の白とピンクのバラにシルバーグレーのリボンを添えて上品に。
ワルツよりひとまわり小ぶりなので小さなスペースにも飾りやすいです。
<ワルツ_Ⅰ>
ロゼット咲きの大輪ローズにたっぷりのグリーンで豪華に。
<ワルツ_Ⅱ>
ロゼット咲きの大輪ローズにたっぷりのグリーンで豪華に。
360度どこからでも見ていただけるデザインなので、ワルツ_Ⅰと比べてたくさんのバラが入り、より豪華な雰囲気です。
ロゼット咲きのバラの数は同じ。サイズもほぼ同じです。飾る場所に合わせてお選びください。